お供え

胡蝶蘭は開店祝いなどお祝い事で贈られるお花のイメージが強いですが、お悔みやお供えとしてもふさわしいお花です。

胡蝶蘭が選ばれる理由

お悔みや供花には、白を基調としたお花を贈るのがマナーです。

昔なら菊やユリが多く使われていましたが、最近では胡蝶蘭が主流となっています。

大輪の真っ白な花を連ねた胡蝶蘭は大変美しく存在感があり、

高貴で上品な佇まいは、故人を偲び、遺族をいたわる時に、とてもふさわしいお花です。

他にも胡蝶蘭が選ばれる理由があります。

胡蝶蘭が選ばれる理由

花粉や香りがほとんどない

トゲがないので扱いやすい

花の咲いている日数が長い

水やりなどの手間がかからない

季節を問わず年中品質や価格が安定している

ご遺族は、通夜や告別式、初七日など、しばらく忙しい日が続きます。

胡蝶蘭の鉢植えであれば、水やりなど世話がかからないため遺族の負担になりにくく、美しい花が長く咲き続けてくれます。

胡蝶蘭は季節を問わず年中いつでも価格が安定していいて品質が一定ですから、急なご不幸にも胡蝶蘭はおすすめです。

胡蝶蘭を贈るときのマナー

■花の色と胡蝶蘭を置く場所に配慮する

 

四十九日までは

白いお花を選ぶことがマナーとされています。

しかし四十九日を過ぎた後の法要、初盆や周忌法要などは、個人の好きだった色や、ご遺族を癒すような優しい色合いのものを贈っても構いません。

 

胡蝶蘭は花のサイズが「大輪」「中輪」「ミニ」と区別されており、置いていただく場所に合わせたサイズを選ぶことをおすすめします。

胡蝶蘭は1本にいくつもの花が付いています。ひとつの鉢に何本寄せ植えするかによって全体のボリュームがかなり変わってきます。

一般的には2本、3本立ちを選ぶことが多いのですが、そこは贈るお相手との関係性や置いていただく場所に配慮することです。

枕花

臨終から通夜までの間、故人の枕元に飾るための花のことです。

訃報を聞いてすぐに贈ったのでは、臨終を待っていたかのようになってしまうので、あまりに早いタイミングで贈るのは控えましょう。

いちはやく早く訃報を知らされる近しい親族の方が集まる場となります。故人の枕元を飾るお花ですから、できるだけ場所を取らない小さめのアレンジメントがよいでしょう。

供花

葬儀会場に飾るお花です。

たいていの斎場では統一感をだすため、供花の依頼を受けて斎場が用意する場合がほとんどです。

いろいろな方面の方から供えられるお花ですから、立て札に名前を記し、一基または二基の供花をします。

個人的に勝手にお花を持ち込むことができない場合が多いため、供花をする場合は、まずは斎場へ確認しましょう。

お悔みの花を贈るタイミングは

お悔みのお花は、お通夜や告別式に間に合わなくても、初七日など四十九日までに贈ると良いでしょう。

悲しみの中にあるご遺族への癒しにもなりますから告別式がおわって落ち着いたころを見計らってお届けするのもよいですね。

胡蝶蘭の相場

間柄や故人か法人かで相場は様々ですが、一般的には1万円~3万円が相場です。

親しい間柄であれば1万円~2万円

お取引先など仕事の間柄 1万円~3万円

お花をいただいた遺族は供花をいただいた方々へのお返しに気を遣われることでしょう。

後のことも念頭において、打倒な金額のお花をお贈りしましょう。

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